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二日酔いはなぜ起こる?原因と対処法を紹介

SUMMARY

  1. ・二日酔いとは?
  2. ・二日酔いを防止する方法
  3. ・二日酔いになったときの対処法
  4. ・二日酔いのときに避けた方がよいこと
  5. ・まとめ


ついお酒を飲みすぎて、二日酔いを経験したことのある人は多いでしょう。翌日まで不調をきたす二日酔いは、なぜ起こるのでしょうか。
本記事では、二日酔いが起こる原因と防止する方法、二日酔いになったときの対処法・注意点について解説します。二日酔いに苦しむことが多い人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。


二日酔いとは?

二日酔いとは、主に飲みすぎによって起こる身体の不調や不快感のことです。二日酔いのなりやすさ、原因・症状は人それぞれであり、その多くは解明されていません。
ここでは二日酔いの一般的な症状や、有力とされている二日酔いのメカニズムについて紹介します。


二日酔いで起きる症状とは

二日酔いは一般的に飲みすぎた日の翌日に起こるもので、身体の不調や不快感がある状態です。二日酔いは多くの人が経験しているにも関わらず、定義や診断基準は明確に示されていません。
主な症状は、吐き気・胸やけ・胃のむかつき・頭痛・疲労感などです。他にも、胃腸の機能低下や脱水、低血糖が起きることもあります。


二日酔いが起こるメカニズム

二日酔いは飲みすぎによって起こりますが、直接的な要因やメカニズムは解明されていません。二日酔いは、何か一つだけの決定的な原因で起こるのではなく、複数の要因が重なって引き起こされると考えられます。
二日酔いの原因として一般的な説は、アルコールの分解でできるアセトアルデヒドが肝臓で処理しきれなかったことです。ただし、二日酔いの人からアセトアルデヒドが検出されないことも多く、二日酔いのメカニズムのすべてとは言い切れません。
二日酔いがアルコール依存症の離脱症状と似ていることから、離脱症状の軽症版とする考え方もあります。また、ホルモンの異常や低血糖・脱水状態が二日酔いと関係していることは明らかです。
アルコールの摂取量に関わらず、睡眠不足や疲労・胃腸の不調などが二日酔いを引き起こす場合もあります。


日本人は二日酔いになりやすい?

二日酔いはアルコールの分解が速い人はなりにくく、遅い人はなりやすい傾向にあります。アルコールの分解速度は人によって違いがあり、人種間において分解能力に差があることは既によく知られた事実です。日本人はアルコールの分解が遅い体質の人が多いため、二日酔いになりやすいとされています。


二日酔いを防止する方法

二日酔いはさまざまな要因によって引き起こされますが、適切な方法で症状を抑えることは可能です。二日酔いを防止することに効果がある方法について紹介します。
実践すると、二日酔いを軽減・予防できる可能性があります。


胃に食べ物を入れておく

二日酔いを防止するために、胃に食べ物を入れておくことがおすすめです。なぜなら、お腹が空いている状態だとアルコールの分解スピードが遅くなるためです。肝臓にあるアルコールを分解するための酵素は、空腹のときには不足していますが、食べると増加します。
また、胃が空っぽの状態では、アルコールの刺激は胃炎・胃痛の原因になる可能性があります。
飲酒前や飲酒時におすすめの食べ物は、炭水化物や野菜類です。油の多いものは胃にとどまる時間が長く、胃に負担がかかるためです。


こまめに水分を摂る

お酒を飲むときは、こまめに水分を摂ることが大切です。アルコールの分解には水分が必要であるため、十分な水分補給を心がけましょう。
こまめに水分を摂ることにより、胃内のアルコール濃度を下げられます。お酒を飲みながら水を合わせて飲むことで、飲酒量を減らすことにもつながります。二日酔いは飲みすぎで起こるケースがほとんどです。こまめに水を飲めば、二日酔いを防止できるでしょう。


飲みすぎない

二日酔いは、お酒の飲みすぎによって起こります。二日酔いをしないためには、飲みすぎないことが最も効果的な対策といえるでしょう。
さらに、お酒の飲みすぎは健康を損なう可能性もあります。一日あたりにおけるアルコール摂取量が男性で40g以上・女性で20g以上になると、生活習慣病のリスクが高まるとされています。基準量を上回る飲酒は、健康のためにも控えた方がよいでしょう。
二日酔いや生活習慣病になることを避けるためには、お酒を飲みすぎないことが大切です。


二日酔いになったときの対処法

二日酔いを予防するために対策を取っていても、二日酔いになってしまうことは少なくありません。
ここでは、二日酔いになったとき、どのように対処すればよいのか、おすすめの方法を紹介します。二日酔いの症状を軽減し、早く治したいときに効果的です。辛い二日酔いに悩まされているときの参考にしてください。


しっかり休む

二日酔いになったら、無理をせずにしっかり休むようにしましょう。二日酔いは、通常であれば時間が経つと治るものです。症状を抑えるために、無理に動かず、回復するまで安静に過ごすことが大切です。
すぐに横になると胃に負担がかかり、吐き気や胃のむかつきが起こることもあります。飲酒してから3時間ほどは横にならずに、ゆっくりと過ごしましょう。
横になる際は、身体の右側を下に向けることがおすすめです。胃の出口が下を向くため、負担をかけずに休められます。


しっかり栄養を取る

二日酔いになったときは、無理のない範囲で栄養を摂るとよいでしょう。
飲み物は、白湯や温かいお茶、牛乳を入れたコーヒーなどがおすすめです。食べ物は、しじみの味噌汁・豆腐・果物・お粥やうどんなど、消化によく食べやすいものを選び、回復に努めます。
食べることを意識しすぎると、胃腸や消化器官への負担、さらには嘔吐につながる危険性があります。食欲のないときは水分補給に留め、無理をしないことが大切です。


二日酔いのときに避けた方がよいこと

二日酔いのときは、症状の悪化や他の被害を起こさないための注意点があります。
二日酔いに効くとされる行為であっても、実際は逆効果な場合があるため、前もって確認しておきましょう。


迎え酒

二日酔いのときは、迎え酒はやめましょう。迎え酒は二日酔いに効くと聞いたことがある人もいるでしょう。しかし、それは迷信です。
迎え酒をすると一時的に感覚が鈍くなり、二日酔いの症状が楽になったと感じることはあります。ただし、体内へ再びアルコールを摂取しただけに過ぎず、迎え酒に二日酔いが治る効果はありません。
二日酔いの状態で迎え酒をすると、体内のアルコール濃度が高まり、アルコール依存性になるリスクがあります。


長風呂

二日酔いしたら、お風呂でさっぱりしたい人もいるでしょう。ただし、二日酔いの状態で長い時間お風呂に入ることはおすすめできません。
二日酔いは、脱水状態を引き起こすケースが多くあります。長風呂は、脱水症状を悪化させる可能性があるため危険です。
また、飲酒後の長風呂は、血圧を低下させて脳卒中を引き起こすリスクがあります。平衡感覚が戻っておらず、お風呂で滑って転倒し、怪我をすることも考えられます。
飲んだ日は無理してお風呂に入ることは避け、シャワー程度にして安静に過ごしましょう。


過度な運動

二日酔いの日に運動や仕事をしなければならない場合も少なくありません。このときはできる限り激しい運動を避け、無理をしないことが重要です。
二日酔いによる脱水や低血糖の状態で過度な運動をすると、症状を悪化させます。また、血液が肝臓に回らなくなることで、アルコールの分解を妨げることにつながります。判断力・運動能力の低下により、事故・怪我のリスクが高まるでしょう。
二日酔いのときは、過度な運動はしないことが重要です。できる限り安静に過ごし、回復を待つようにしましょう。


まとめ

二日酔いの原因やメカニズムは、未だ分かっていないことが多くあります。お酒を飲むときは身体のコンディションを整え、飲み過ぎに注意することで二日酔いを軽減できます。
二日酔いになったら、無理のない範囲で水分を摂り、安静にして回復に努めましょう。




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