夏野菜をもっとおいしく!「冷やしピーマン」のすすめ
SUMMARY
- SUMMARY
- ・生のピーマンは、じっくり冷やすことで驚くほど食べやすくなる!
- ・肉みそと合わせれば、ビールにも合うおつまみに
- ・まとめ
野菜は旬の時期に最も栄養価が高まります。そして旬の野菜には、その時期に体が必要とする栄養素が詰まっていると言われています。今は、夏野菜がおいしい時期。カラフルで味が濃く、夏の間に消耗されがちなビタミンなどがたっぷり。また夏野菜は、食べることで暑さでほてった体を冷やす効果も期待できます。
「この夏、ぜひ試していただきたいのが『冷やしピーマン』です。一晩、氷水につけておくだけなのですが、驚くほどパリッと元気になって、特有の苦みがなくなり、逆に甘みが出てきます。いつものピーマンが生のままバリバリとたくさん食べられますよ」と料理家の志津野倫子さん。一度、このおいしさを知ってから、夏の定番の一品になったそう。
生のピーマンは、じっくり冷やすことで驚くほど食べやすくなる!
1年中スーパーで買えるピーマンですが、旬は夏。夏野菜のなかでもビタミンCが豊富なので、強い紫外線を受けるこの時期に積極的に食べたい野菜です。そのほか抗酸化作用を持つβカロテン、体内のナトリウムの排出をうながすカリウム、食物繊維、ビタミンEも多く含まれます。
「ビタミンCは加熱することで壊れやすいのが難点ですが、今回は生のピーマンをそのまま食べるので、栄養を効率良く摂ることができます。ひょっとしたらピーマンを生のままかぶりついたことがない、という人も多いかもしれませんね。特にお子さんは苦手意識を持っているかもしれません。でも、冷やすことで苦みがなくなり、甘さが出てジューシーになるので、これまでの固定概念を捨てて試してください。一度食べたら忘れませんよ」(志津野さん)
肉みそと合わせれば、ビールにも合うおつまみに
「『冷やしピーマン』のレシピは、一晩氷水につけておくだけ…とシンプル。なので今回は、一緒に食べるとさらにおいしくなる『肉みそ』のレシピもご紹介します」(志津野さん)
【材料】(作りやすい分量)
ピーマン 好きなだけ
豚バラ肉 300g
長ネギ 1/2本
ショウガ 1かけ
★味噌 大さじ3
★テンメンジャン 大さじ2
★トウバンジャン 小さじ1
【作り方】
1.ピーマンは半分に切って種をとり、氷水に一晩つけておきます。
2.長ネギ、ショウガをみじん切りにし、豚肉を粗みじんにします。
「豚肉はひき肉を使っても大丈夫です」
3.フライパンにオイルを少し入れ(分量外)肉をしっかり炒めていきます。
「ここで焦げ目がつくほど炒めて、肉の水分を出し切ると保存がききます。油が出てきたらキッチンぺ―パーなどで吸い取ってください」
4.長ネギ、ショウガを加えて炒めます。
5.★を水200ccでといてフライパンにいれます。
「テンメンジャンを入れることで、コクと甘さのある肉みそになります。辛味が苦手な人はトウバンジャンを少なめにしてください」
6.ピーマンの水気を切り、肉みそをつけて召し上がってください。
「肉みそは『冷やしピーマン』につけるだけでなく、おにぎりの具にしたり、冷奴にもおすすめです。野菜炒めやジャージャー麺などのアレンジにも効くので、作っておくと重宝しますよ。『冷やしピーマン』は、肉みそ以外にも、塩昆布と一緒に食べるのもおすすめです」
まとめ
紫外線が強く、蒸し暑い夏は、肌のダメージや体力の消耗などが気になります。体内のビタミンCも消費されがちなので、「冷やしピーマン」でしっかり栄養を摂っていきましょう。おつまみだけでなく、暑い日のおやつとしてもヘルシーでおすすめです。
ただ、食事だけで十分なビタミンCを摂ることは難しいかもしれません。そんな時はLypo-CでしっかりビタミンCを補って、過酷な夏を乗り越えてください。