
どうやって摂る?【ビタミンD×DHA・EPA】~お料理でもっと効率的に 受験生応援レシピ「鯛の塩釜焼き」
SUMMARY
- ・しっかり栄養を摂って寒さに負けない体に
- ・塩釜で焼くことで、鯛の栄養をぎゅっと閉じ込める
- ・まとめ
早いもので2024年ももう2月。受験生や受験生のお子さまをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
この時季、気になるのが体調管理。風邪を予防するためにも、毎日しっかり栄養を摂ることが大切です。
脳のエネルギー源は糖質と言われていますが、良質なタンパク質やオイルも必須。
そこで料理家の志津野倫子さんにご提案いただいたのが鯛のレシピです。
「今回は、ひと手間かけて鯛の塩釜焼きにしてみました。しっとりほくほくの仕上がりで、おいしく栄養を摂れますよ」(志津野さん)
しっかり栄養を摂って寒さに負けない体に
“魚を食べると頭が良くなる”というのは、昔からよく言われていること。
その理由は、DHAとEPAと呼ばれている脂肪酸を含んでいるからです。
DHAは脳内の神経伝達物質を保護したり、細胞間の情報のやりとりをサポート。一方EPAは血液をサラサラにする働きで知られています。
DHAとEPAは青魚の油に多く含まれると言われていますが、鯛でもしっかり摂ることができるそう。
そのほか鯛には脳のエネルギー源となる糖質の代謝を助けるビタミンB1も含まれているので、集中したいこの時季におすすめの食材です。
そして受験シーズンに一緒に摂ってほしいのが、ビタミンD。体の不調を予防できるため、寒さが厳しく体調を崩しやすい時季には積極的に摂ってほしい栄養素です。
ビタミンDは食事でも摂ることはできますが、日光を浴びることでも体内で生成されます。日照時間が少ないうえ、受験勉強などであまり外に出ない今の時季は、サプリメントで補うことがおすすめです。
塩釜で焼くことで、鯛の栄養をぎゅっと閉じ込める
「お正月などのお祝いの席や、特別な日に出されることが多い鯛の塩釜焼き。塩に包んで焼くことで食材が蒸し焼きになり、しっとりほくほくの仕上がりに。昆布を巻いて焼くことが多いのですが、今回はハーブで洋風にしてみました」(志津野さん)
【材料】(鯛1尾分)
鯛(お頭付) 1尾(500~600g)
卵白 卵(Sサイズ)3個分
あら塩 1kg
小麦粉 大さじ3
ハーブ(ローズマリー、ローリエ、パセリなど) ふたつかみ
レモン 1個
【作り方】
1.ウロコをとって内臓を取り除いた鯛の中をよく拭きます。お腹にハーブを半量つめます。
「ハーブは数種類ミックスするのがポイントです。必ず入れてほしいのがローズマリー。そのほかはローリエ、パセリ、タイムなどもおすすめです」(志津野さん)
2.卵白、塩、小麦粉をまとまるまで混ぜます。
3.クッキングシートに2の1/4の量を、鯛がのるように楕円に広げ、輪切りにしたレモンとハーブを適宜のせます。
4.鯛を3の上にのせ、レモンとハーブをのせます。
5.残りの2の塩で鯛が見えなくなるまで、すっぽりと包みます。空気を入れないように気をつけると、ひび割れを防ぐことができます。
塩釜で包んだら、なるべくすぐにオーブンへ。
6.200℃のオーブンで30分焼きます。残りのレモンをくし切りにして添えて出来上がりです。
「焼きたてのほくほくのうちに、ぜひ召し上がってください。時間をおくと塩が入りすぎてしまいます」(志津野さん)
まとめ
集中力を高めるためには食事の内容も大切ですが、摂り方にもポイントがあります。
まずは1日3食、規則正しく食事をすること。きちんと栄養補給ができるだけではなく、生活のリズムが整い、良質な睡眠にも繋がります。
そしてよく噛んで食べること。唾液が出ることで消化酵素の分泌も促され、栄養の吸収が良くなります。さらに噛むことによって、脳内の血流が増えて脳の活性化にも。
「Lypo-C C+D」もプラスして、栄養面で受験シーズンを乗り越えてください。